いざという時の貯水槽管理 本文へジャンプ
FRP製受水槽

FRP製受水槽の特徴


<長所>
1、価格 →価格はステンレス製受水槽より安い。
2、運搬 →パネル式のため運搬や組み立てが容易である。
3、容量 →パネル式のため容量の変更は容易である。ただし、あまり大きなFRP製受水槽は造れない。

<短所>
1、耐久性 →耐用年数は約15年で強度が20~30%低下する。ただし、劣化する前に適切に補強修繕すれば耐用年数は伸びる。補強修繕は製造メーカーに依頼する。
2、錆    →パネル接合のネジやボールタップ接合部の錆がある。
3、塗装  →約6年で水槽上部の外部塗装が必要です。また、約10年で水槽内部の塗装が必要です。
4、漏水  →パネルパッキンやネジの錆穴より漏水する。FRP製受水槽は修理が難しく、修理後2~3年で漏水する可能性がある。
5、清掃  →経年劣化により水槽内部・外部のパネルの汚れが落ちにくくなる。
6、外圧  →水槽内部に補強の骨組みがあるが組み立て後にクレーンで持ち上げると変形する。漏水の原因となる。水槽の移動には充分に注意して下さい。

<点検管理>
FRP製受水槽は点検管理で注意することが多い。水槽内部の清掃の他に外部・内部のパネル塗装及び錆止め作業にも管理費用が必要になる。
漏水する可能性もステンレス製t受水槽と比較すると高い。30年間使用することを考えると15年後に耐用年数に達するため管理費用が高いと思われる。

1)FRP製受水槽の設置場所は近くに木や街路灯が無い場所を選ぶこと。虫を寄せ付けないため。


2)水槽上部のパッキンが劣化している。また、中央に草が生えている。


2)ー1 中央に草が生えている。草の根は水槽内部にまで侵入している。


3)水槽内に水中ポンプがある。ポンプの点検や修理、交換が難しい。断水の作業が必要の時もある。
  また、水中ポンプが錆びることもある。


4)水槽外部から太陽光が差し込むこともある。藻が発生する。外部塗装が必要です。


5)水槽上部パネルの劣化が見られる。汚れやすくなる。外部塗装が必要です。


6)水槽外部パネルのパッキンより漏水している。


7)水槽内部から漏水修理を行った場合。


7)-1 水槽内部から漏水修理を行った場合。


8)水槽内部に汚れが残っている。管理者が清掃した清掃後の写真であるが清掃不十分である。
  水槽内部の清掃には専用洗剤が必要です。水洗いや普通の洗剤だけでは汚れは落ちません。


9)清掃業者の清掃後の写真である。清掃は信頼できる業者に依頼しましょう。


10)階段下の加圧ポンプ室は通気を良くして物置にしない。ペンキ等は保管しない。