いざという時の貯水槽管理 本文へジャンプ

ホームページ開設にあたって
2008年5月12日午後2時半ごろ、中国四川省でM7.8の大地震が発生しました。(四川大地震)

日本国内でも2008年6月14日午前8時43分に岩手・宮城県でM7.2の大地震が発生しました。

2008年7月24日午前零時26分ごろに岩手の沿岸北部でM6.8の大地震が発生しました。

(岩手・宮城内陸地震)

9月には各地で総合防災訓練が実施されます。皆さん参加しましょう。ところで

あなたの地震の備えは大丈夫ですか。医薬品の確保は大丈夫ですか?。7日分の飲料水や食料は

備蓄してありますか?。大規模災害時にはライフラインはすぐには復旧しません。

このホームページは『地震災害時には貯水槽の水を有効に活用する』ことを目的に開設しました。

身近にある設備を利用すれば、より多くの水が確保することができます。


東海地震、東南海地震、南海地震はいつ起こるかわかりません。いざという時に飲み水を確保できれば

多くの国民が助かるのではと思います。水は生命の維持には無くてはならないものです。

近年、地震災害が起こるたびに『想定外の地震でした』との発表がありますが、自然災害を想定することを

現在の技術で本当にできるのでしょうか。


そこで、長年の簡易専用水道検査の実績と検査員の経験により、地震災害時における貯水槽の

活用マニュアルを作成しました。今までの経験を他の皆様にも活用していただければと思っています。

また、各自治会等の地域自主防災マニュアル作成や防災リーダー(防災士)研修の参考にして下さい。

( 『自主防災について』を参考にして下さい。 )

近年各地で防災訓練が盛んに行われていますが、参加者数の減少が心配されています。

地震災害は予知が難しいものです。

地震災害に直面した時に、あわてることのないように準備をすることが必要と思われます。


人々が生活するためには水が必要です。

飲料用の水や調理用の水、トイレの流し水や風呂やシャワー用の水及び洗濯用の水として・・・

毎日の1人当たりの水の使用量は230L/日・人とも言われます。

地震災害などいざという時、私たちはどのように水(約3L/1人・1日)を確保していけば良いのでしょうか?

各家庭での備えはもちろんですが、 地域の貯水槽設備を利用してより多くの飲み水を確保することを目的に

11年前より試みた実績をより多くの皆様に知っていただきたいと思います。


貯水槽施設を地震災害時に給水車の代わりにするため『地震災害時における貯水槽の活用マニュアル』を

作成し、多くの管理者に活用方法を説明しご協力いただきました。

この11年間でご協力いただいた施設は約1300施設(小・中学校や高校や大学や公共施設及び民間

マンション等)があります。その貯水槽の総容量は約35,000㎥あり2㎥の給水車が17,500台に相当し

約175万人に2.8Lの水を7日間給水できます。仮にこれだけの水をペットボトル(1Lを100円で購入した

場合1㎥は10万円になります)で確保すると35億円にもなります。ペットボトルの水は高価なものです。

地震災害時の水の確保は家族の健康維持のためにも必要です。現在の市町村の管理している配水池は

数があまり多くなく、また配水池が遠くにあるため歩いて水を運ぶには高齢者の方にとっては不便と思

われます。


< 水槽内部の写真 >
水槽内部の水は消毒されています。点検用マンホールよりバケツ等で水を汲み出さないで下さい。
消毒効果が薄れ雑菌が繁殖します。



< 地震災害時の専用給水栓の設置例 >

例1  水抜き配管に災害用給水蛇口を設置した事例
   (地震災害時のみ装着します。したがって脱着方式です。)


例2  水抜き配管を水抜き管と給水蛇口との2つに分けた事例


例3  水槽側面に給水蛇口を設置した事例

受水槽とは

 水道水を多量に使用する施設や2階建て以上のビルやマンション及び小・中学校や高等学校では水道水を一時的に大きな貯水槽に溜めてから加圧ポンプや揚水ポンプで各施設に給水しています。その大きな貯水槽のことを受水槽といいます。受水槽は水道水の貯水容量(有効容量)によって次のように分かれます。


1.  0.1㎥~ 10.0㎥ → 小規模貯水槽水道施設

2. 10.1㎥~100.0㎥ → 簡易専用水道施設

   (注意)100.0㎥以上の簡易専用水道施設もあります。ただし、六面点検できる施設のみです。


水源はあくまでも上水道(上水道事業、簡易水道事業の給水する水)を使用している施設です。
井戸水を水源にしている貯水槽施設は含みません。
詳しい説明が必要であれば、長年貯水槽検査を実施している信頼できる簡易専用水道検査機関にお尋ね
ください。


いろいろな形や材質の受水槽です。
近年、ステンレス製タンクが多く設置してあります。値段も以前より安くなってきました。
FRP製タンクは15年ほどで強度が30%ほど低下するそうです。また、タンク上部のパネルの劣化が10年ほどで見られ樹脂コーティングが必要になります。

FRP製球形タンク FRP製パネルタンク ステンレス製タンク
 
 
 
FRP タンク4 FRP パネル 受水槽タンク 工事5 ステンレス 受水槽タンク 工事6


FPR製工場生産タンク 鋼板製タンク コンクリート製タンク
 
 
 
FRP 受水槽タンク 工事1 鋼板 受水槽タンク 工事2 コンクリート 受水槽タンク 工事3