いざという時の貯水槽管理 本文へジャンプ
Q&A 2



Q:遊離残留塩素が検出されない。

A:<原因>
水道使用量の少ないため水が滞留している。また、老朽化した給水配管では残留塩素が著しく低下する。貯水槽内部に異物がある。貯水槽内部を一度も清掃していない。
<対策>
残留塩素が検出されない管末では定期的に水を捨てる。また、水質検査を行い他の原因が無いか調べる。貯水槽内部を清掃する。貯水槽施設の貯水槽の容量を小さい物に変更する。

Q:消毒液のような臭気がする。

A:<原因>
フェノール樹脂が塩素と反応したり、お茶を入れる時に鉄分の多い水を使用すると臭いが発生する。
<対策>
フェノール樹脂の部品を交換する。給水栓の始めに出てくる水は飲料用に使用しない。

Q:白い水が給水栓より出る。

A:<原因>
亜鉛めっき鋼管から溶出する亜鉛によるもの。水の滞留時間が長い程発生しやすい。給水栓を開けた直後によく見られる。
<対策>
給水栓の始めの水は飲料用に使用しない。亜鉛の溶質が激しい場合は給水配管を交換する。

Q:白い水が給水栓より出る。

A:<原因>
加圧ポンプに空気が入ると一時的に白い水が出る。透明なコップに水を入れると下の方から透明な水になる。
<対策>
加圧ポンプ内の空気を抜く。パッキン等の交換をする。

Q:白色の異物が出てくる。

A:<原因>
給水管接合部のシール剤の剥離、モルタルライニング管内の内面保護用の塩化ビニール・アクリル樹脂等の保護膜の剥離がある。
<対策>
メーター等のストレーナー部の清掃を行う。給水配管の交換が必要です。

Q:黒色の異物が出てくる。

A:<原因>
止水栓、給水栓のゴムパッキンや加圧ポンプに使用されているゴム製ダイアフラムの劣化による。ポリスチレン管の切りくず、給水配管からのマンガンスケールの剥離がある。
<対策>
劣化したゴムパッキンの交換、給水配管内の洗浄または交換が必要です。

Q:鋼板製一体型ライニングタンクとはどんな水槽ですか。

A:
鋼板製一体型ライニングタンクとは
鋼板一体型で鉄製の槽の内外面を焼付けエポキシ樹脂でライニングとコーティングを施したもので
醤油や清酒のタンクとして利用されています。
近年では上水道を貯蔵するタンク(簡易専用水道施設)として設置されるようになりました。

特徴は鋼板で造られているので耐震性に優れ、焼付けエポキシ樹脂がコーティングしてあるため
酸やアルカリに強い。
焼付けエポキシ樹脂がコーティングがはがれない限り長期の使用に耐える。


1、水槽本体の側面とオーバーフロー管及び給水配管



2、水槽本体の側面と点検梯子



3、水槽上部



4、水位電極と点検用マンホール



5、通気管



6、点検用マンホールと施錠



7、水抜き管



8、水抜き管の排水口空間(15cm以上)



9、ボールタップと吐水管、手前は点検梯子



10、水槽内部



11、水槽内部



12、水槽内部の汚れ(この写真は一般的な汚れです)
   水槽内部には1年ほどで汚れが必ず付着する。1年に1回は必ず専門業者によって
   水槽内を清掃をして下さい。柔らかい布やスポンジで清掃をする。汚れがひどい場合は
   水槽専用の洗剤を使用し、焼付けエポキシ樹脂のコーティングに傷を付けない。



(注意)清掃業者は貯水槽清掃の技術基準を遵守する業者を選ぶこと。
     焼付けエポキシ樹脂のコーティングに傷を付けないためにも業者選びは慎重にする。
     貯水槽清掃に立ち会うことも必要と思われる。


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