ダイオキシン・酸性雨

ゴミの焼却が禁止されたのはダイオキシンの発生を防ぐため

最近では田畑や民家でのゴミの焼却が禁止されました 小学校や中学校でもゴミの焼却が禁止されています
低温でのゴミの焼却はダイオキシンの発生の原因になりますので、ゴミは必ず地域のゴミ焼却場に運んで焼却しましょう ダイオキシンは少量でも危険です

 ダイオキシンの重さの基準

ダイオキシンの基準は2ピコグラムとか4ピコグラムと言われますがどのくらいの重さでしょう
まずはピコグラムはどのくらいの重さでしょうか
1g(グラム)=1000mg(ミリグラム)
1mg(ミリグラム)=1000ug (マイクログラム)
1ug(マイクログラム)=1000ng(ナノグラム)
1ng(ナノグラム)=1000pg(ピコグラム)
1pg(ピコグラム)

食塩の結晶は1粒が約2ug(マイクログラム)あります 2粒とると約4ug(マイクログラム)になります
この2粒をそれぞれの子供たちに机の上でハンマーを使って細かくつぶしてもらいます
その中から1粒とりだしてもらいます 仮に1000分の1につぶされた食塩の粒と思ってください
1粒の重さが約4ng(ナノグラム)になりました この小さな1粒をさらに机の上でハンマーを使って細かくつぶしてもらいます。ほとんどの子供は細かくできないことに気が付きます

これを仮に1000分の1につぶされた食塩の粒にできたとしたら…この1粒の重さが約4pg(ピコグラム)です 1粒の重さが約4pg (ピコグラム)というのは精密分析装置により測ることができますが、子供たちにこれがダイオキシンの重さの基準だよと見せることができません
物を燃やせばダイオキシンが発生すると言われても実感がわかないのはこのためです

水質検査にはいろいろなパックテストがあります 子供たちにもいろいろと経験させてください
物を燃やせば煙が発生します この中にダイオキシンが含まれないとだれが証明できるのでしょうか
大気中のダイオキシンが雨水として口に入るかもしれません
目に見えるものは信用する 目に見えないものは信用しないではなく、子供たちには目に見えない重さの基準があることを理解してもらいたいと思います

水源の酸性雨による影響調査

大気はSOx、NOxなどの化学物質により汚染されています
工場や自動車、一般家庭から燃焼ガスとして排出されます
年々大気の汚染がひどくなり、酸性雨の原因ともなっています
森林が破壊されると水の保水力が低下し土石流の発生の原因にもなります
河川の水位が低下すれば飲み水や工業用水、農業用水の確保が難しくなります
水は循環しています

 酸性雨の測定現場

1)左側の杉林が測定場所です

2)杉の皮を高さ2mほどまで削り取ります
杉の幹から伝わってくる雨水を回収するバンドを取り付けます

3)杉の幹から伝わってくる雨水を回収するバンドを取り付けます
奥の装置は杉の木の間に降り注ぐ雨水を回収します

4)2つの回収タンクを一列に並べます
5)2つの回収タンクを一列に並べます これで1セットです
6)もう1セット用意します

7)この装置は杉の木の間に降り注ぐ雨水を回収します

8)この装置は杉の木の間に降り注ぐ雨水を回収します 2セット用意します

9)測定ポイントには各2セットごとあります
測定ポイントは3箇所ほど選び2~3年同じ場所で測定します
回収された雨水は定期的にタンクから抜き取ります 抜き取った雨水を分析します

10)酸性雨により川の水のpHが酸性になっています

11)近い将来は生態系にも影響します
上水道の水を作るには大規模な設備とエネルギーが必要になります
近年、河川(湧き水等)の水をそのまま飲むことはできなくなっています
クリプトスポりジウムやジアルジア等による水源の汚染が広がっています(厚生労働省のホームページを参照)
飲み水を作るには多くのエネルギーが必要になり二酸化炭素の排出原因にもなっています

自然を大切にしましょう